歯列矯正でカワイくなるはずだった私が、逆にドブスになった話。矯正ブスの回避術を緊急伝授する!

本当にあった私の矯正体験談です。

遡ること5年前の話です。

私はもともと歯並びがガッタガタでした。
そのせいで横顔はいつもモリッとしており、夏場でもずっとマスクしてました。

自分の歯並びが嫌すぎて矯正治療に興味を持った私。ネットでいろいろ調べていたら、こんな情報が目に飛び込んできたんです。

芸能人やYoutuberが矯正で美人になっており、「矯正すると横顔がキレイになる・垢抜ける」っていうんです。

マジかよ…
それってもしかしてこんな感じ？？　↓↓↓

ヤバｗ 未来の私まじでカワイすぎ。
「これはもう矯正するしかない‼」

こうして私は意を決し、矯正治療を始めました。

矯正中は痛いし面倒だし辛かったです。
でも、キレイになるのに痛みはつきもの♪
「これでカワイくなれるなら‼」と自分を奮い立たせて治療を続けました。

そして1年が経ち…

2年たって治療が終わり…

えっ…どういうこと⁉
これが私の顔…だと…⁉

ブスすぎて草なんですけどｗ

鼻の下がビヨーンと伸びて面長になったし、ほうれい線が目立ってゲッソリした老け顔に…。確かに歯並びは良くなりましたが、カワイくなるどころかドブスになってしまいました。

鏡を見るたびに悲しくなって途方に暮れる毎日…。こんなはずじゃなかったのに。（今は脱ブスプロジェクト進行中♪）

その後改めて矯正について調べてみたところ、
なんと矯正にはブス化リスクがあるということが
わかったんです。（歯医者はあんまり教えてくれない）

このページは、矯正ブスになって悲しみに暮れた私が、悲しみの連鎖を断つべく歯科関係者への
取材によってまとめあげた「矯正ブスの回避術」です。

矯正で起こりうるブス化について、どんなブス化が起こるのか、ブス化がどんな症例で起こるのか、どうしたらブスを回避できるのかを論じています。

まあ

矯正して美女になりたい
そこのアナタ‼

私のような矯正ブスになりたくなければ、矯正をはじめる前にこの記事をしっかり読み、どうか後悔のない選択をするように！

たるみ・ほうれい線の
発生頻度は25%

矯正によって「たるみ・ほうれい線」が出現、あるいは目立つようになり、老け顔になることがあります。アンケート調査によると、発生頻度は1/4程度です。

どんな症例に起きやすい？
たるみ・ほうれい線の発生原因

たるみやほうれい線は、「出っ歯」や「デコボコ
歯並び」の症例に起きやすいです。

出っ歯やデコボコ歯並びの人は、歯が前側に飛び出していることで顔の皮膚が引っ張られています。歯をひっこめることで皮膚があまり、たるみが生じてほうれい線が目立つわけです。

参考：葛西モア矯正歯科「ドクターに聞く歯列矯正｜ほうれい線は矯正で変化する？」

頬コケ・輪郭ガイコツの
発生頻度は33％

頬がコケて輪郭がゴツゴツした印象になったり、ガイコツみたいになったりすることもあります。怖すぎ。こちらも発生頻度は1/3程度のようです。

どんな症例に起きやすい？
頬コケ・輪郭ガイコツの発生原因

原因①

口周りの筋肉の衰え

矯正装置を着けることにより、表情筋や咀嚼筋の動きが抑制され、且つ食事も硬いものを避けるよ
うになるため、筋肉が衰えて頬コケしてしまうことがあります。

原因が「筋肉の衰え」である場合は、矯正中に表情筋のトレーニングをすることで改善が見込めます。また矯正治療が終われば自然に戻るので過度に心配する必要もありません。

原因②

何本もの抜歯

矯正スペースの不足を補うために何本も抜歯することがあります。抜歯の本数は歯並びの状態によって変わりますが、抜く本数が多いと（上下8
本抜くような場合）抜歯後に頬が内側に落ち込
み、頬がコケてしまいます。

参考：渋谷ルーブル歯科・矯正歯科「歯列矯正で頬がこけることはある？頬こけの原因と改善方法・注意点」

抜歯症例はとにかく注意が必要です。ブス化のリスクがないかしっかり確認してくださいね。

人中の伸び・面長化の
発生頻度は17％

人中が伸びて馬面になったり、面長になったりすることがあります。こちら発生頻度は17％となっており、たるみや頬コケよりは起こりにくいです。

ただ、人中の伸び・面長化とはまったく逆のことが起きた人もいるようです。「顎が短くなって面長緩和された」と、面長が改善することもあるようです。

どんな症例に起きやすい？
人中の伸び・面長化の原因

原因①

表情筋や咀嚼筋の衰え

矯正器具を着けることで（痛みによって）噛む回数が減ったり表情が作りにくくなったりします。結果、筋力が低下してエラの張りが減り、代わりに面長な印象になります。矯正治療が終われば自然ともとに戻ります。

原因②

歯がひっこんで人中が垂直になった

前歯を歯を引っ込めて垂直にすることで、人中部分の垂直距離が伸びることによって生じます。

参考：SerenaDentalOffice「矯正で人中が伸びるケースとその対策について詳しく解説」

ネガティブな変化ばかり取り上げてきましたが、もちろん矯正でカワイく＆美人になった体験談もたくさんありました。

私の場合多少ほうれい線が出たりたるんだりしたけれど、まあやって良かったかなって思ってます。歯がガタガタよりは全然いいし、人前で歯並びを気にせず思いっきり笑えるってやっぱり最高です♪

正直なところ、ブスを回避する方法はひとつしかありません。それは…

これに尽きます。

問題はそれをどうやるかです。

歯医者という生き物は、矯正治療を“嚙み合わせの最適化”を実現する治療だと思っています。決して“美人になるための美容医療”とは思っていません。そんな歯科医師が自ら「あなたはガイコツになるリスク
高めですよ」とご丁寧に教えてくれる確率は低いです。

医師が教えてくれるのをただ待っていても無意味ですから、あなたは自ら医師に質問しなければい
けません。

自分のブス化リスクを正しく聞き出すにはコツが必要です。それでは具体的なポイントを指南していきます。

POINT1：
ブス化原因をしっかり把握する

まず、このページで解説したことをしっかり把握しましょう。どんな症例において、どんな矯正をおこなったときにブス化が生じる可能性があるのかをしっかり覚えておくことがポイントです。

POINT2：
矯正シミュレーションを受ける

矯正シミュレーションは必ず受けましょう。
矯正シミュレーションとは治療の経過を動画で確認できるサービスです。
矯正中に歯をどうやって、どの程度動かすのか、
抜歯があるのかないのか、歯を内側・外側にどの
程度動かすのか把握してください。（※矯正シミュレーションが受けられるのはマウスピース矯正の場合のみです。）

POINT3：
医師には具体的に質問する

シミュレーションを見せてもらったら、最後は医師に質問です。「顔貌は変わりますか？」といった曖昧な質問ではダメです。質問はこんなふうに具体的にしましょう。

先生、わたし抜歯8本ありますけど頬コケしたりしないですか？

出っ歯をかなり引っ込める感じですけど人中伸びたりしないですか

↑こんな感じです。
ここまで具体的に質問すれば、きちんと答えられる経験豊富な医師ならこんな回答↓が返ってくるはずです。

抜歯は多いけど、歯を内側や外側に動かすわけではないのでそんなに心配ないですよ

前歯をかなり引っ込めるので結構伸びるかもしれないですね…。伸び具合もみながら矯正具合を調整するのもアリですよ

診断結果を聞いたうえで

そこで

私が取材中にめぐり合った「矯正おブス診断」
実施クリニックを2院紹介します。
どちらのクリニックも矯正経験が豊富で、顔貌変化の経過をみながら矯正度合を調整してくれる美意識高い系クリニックです。
住まいがお近くならぜひ行ってみてください。